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2008年9月30日 (火)

iPhoneケース自作(改良工事?)

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Back_2

なかなか気に入ったiPhoneケースが無いので自分で0から作ろうかと思って材料をあつめたりしてたんですが、100円ショップでこんなケースを見つけたので購入して来ました。ナスカンはもっとちゃちなプラスチックの物がついてたんですが、それは速攻交換。iPod touchのケースにはあるようですが、iPhone用でPASSケースが付いた物が無いので、内部にポケットを作ることにします。

Pocket

Pasmo

とりあえず裏っ返して、PASMOに合わせて適当な布を縫い込んでみました。別に外に見えるもんでも無し、止まってれば良いだけなので、縫い目はいい加減ですね。ま、手芸はそんなに得意技でもないですし〜。(^^;

Entrance

Iphonein

いちおうこんな感じにPASMOが収まります。ポケットの入り口にはマジックテープも装備。iPhoneの出し入れの時に引っかかりにくいようにしてみました。

Hang

装着してみると、こんな感じですね。これで、改札を通る時にはぶら下がってるiPhoneをタッチする事でOKになる目論見です。ただ、まだ電車に乗る機会が無いので、iPhoneと一緒に入れておいて本当に作動するのかはチェックしてみないとわかりませ〜ん。(^^; 以前iPod touchのケースにPASMOを押し込んでやったテストは玉砕しましたからちょっと不安ですけど、touchは全面ステンレスのすぐ後ろにPASMOを入れてあったので、作動条件的には非常に厳しかったので、これくらいなら大丈夫かなぁと思ってるんですが、どうなりますやら〜。

TBLCF組み立て

Up

Back

@eleでぐらろさんにいただいたTBLCF基板を組み立てました。ランドにも余裕があるので、eProtoに比べると超ラクチン。これで、Interface付録基板のColdfireのNative debugが出来るようになるはず。とりあえず、まだCode Warriorをインストールしただけなので、動作チェックはこれからです。

eProto組み立て

Bag


知人に頼まれてたeProtoの組み立てをしましたぁ。Sun SPOTの拡張基板なんですかね。1005部品はまぁなんとかハンダ付けできるんですが、予備部品が全く入っていないという酷い仕様なので、ピンセットで挟むのにも飛ばさないようにやたら神経使いましたわ〜。終わるまでにホント吐きそうになってました。コネクタが0.5mmピッチくらいなんででしょうが、ボスの穴の精度がイマイチなので、若干曲がってついちゃいました。いちおうテスターでは導通はあるようですが、ちゃんとハンダ付け出来てるんだか不安。

Upside

Downside

両面の様子

Regulator

Led

裏のスイッチングレギュレータ部分と、表のLEDドライバ付近のアップ。やっぱりハンダ付けはイマイチ。それにしても、こんなの組み立てられるアメリカ人がどんだけ居るのか甚だ疑問です。:-)

2008年9月24日 (水)

ミキサーDC化

またまた光が丘インラインスケートフェスティバルねたですが、ミキサーのDC化を実行しました〜。ACは現場だとインバータ経由と言うことになるので、疑似サイン波のノイズが取りきれなくて、低音量の時のノイズが非常に気になる状態だったんですよね。で、インバータ排除の一環として、今回はミキサーのDC化に挑戦したわけです。

Mixer

Up

で、改造したのがこのミキサーです。辛うじてフェーダーがスライドボリュームになっているギリギリっていうような安物ですし、相当年季も入ってますがまだいちおうちゃんと使えるんですよね。右のようなアングルで撮ると、結構高級感出ちゃいますね。(^^;

DC化には内蔵の電源部を引っ張り出して、DC/DCコンバータを載せた基板に入れ替えてやります。写真を撮る前に閉めちゃったので、現物写真はパス。元々入っていた電源部の写真だけは置いておきます。古いものなので、このコンデンサの容量抜けかな?とも思ったんですが、実際にインバータに繋げて色々試してみると、蓋を開けた状態だと大丈夫で、蓋を閉めるとノイズが激しくなります。どうやらトランスからの磁気経由だか電波経由だか解りませんがミキサーアンプのメイン基板に直接飛び込むようです。と言うことで、AC電源を改良するのは早々に諦めてDC化することにしたわけです。DCジャックはACコードの取り出し口をほんのちょっと拡げてあげたらこのジャックがキレイに収まりました。それにしても、ネジ穴も無くなってるしケースもバキバキで酷いもんすね。

Powersupply

Jack

DC/DCコンには千石で買ったイータ電機のOES22-WC1224を使いました。本当は±15V品が良かったんですが、千石に売ってなかったので、仕方なく±12V品にしました。ま、ちゃんと動いているので良しとしましょう。でも、調べてみたらオンラインショップもあるし千石も定価売りだったんですね。その他7.5Vの電源ってのもあったので、それはLM317で+12Vから作りました。おそらくLEDレベルメーター周りの電源かなと思われます。さ〜て、順番が逆になったけど、次はバッフルの切削だぁ。

2008年9月23日 (火)

LA4902アンプ組立

Assembled

Assembledset


と言うわけで、やっとこさ赤い基板も組み立てて音出ししてみました。相変わらず快調&Good sound!!

来月の光が丘のインラインスケートフェスティバルでも使うので、とりあえず3枚組みました。どれもしっかり一発動作でいい感じに鳴ってくれてます。さすがに一気に組み立てて疲れましたが、良かった良かった。さて、バッフルの切削もしないとスピーカーセットが出来ないし、その次はミキサーの改造もしておかないと... スターターの改修もあるしけっこう色々あって大変だぁ。(^^;

Engineer Award最優秀賞受賞

エンカフェというエンジニアのためのSNSを中心に開催されたエンジニアのアワードに参加しました。で、8/2に入賞者の発表と授賞式があったわけですが、無事ハード部門の最優秀賞を受賞することが出来ました。

Whole Topup

Bottom 久々の表彰状もらっちゃいました。トロフィーってのは人生初ですね。カップはありましたけどね。それは、昔懐かしい予備校時代に模試で全国3位になってもらいました。まだどっかに取ってあるんじゃないかなぁ。って、戸棚に入ってました〜。古いものだけになんか重厚感が違いますねぇ。参加者も多いんだしこっちの方が栄冠だったのかなぁ〜。(^^;

ま、それはさておき、残念ながらトロフィーはもらっちゃえるわけではなくて、次回までのお預かりらしいです。確かにEngineer Award最優秀賞としか書いてないです。それにしても、賞金なんてもらったのは初めてかな。ビンゴ大会でなんかあたったって程度かもしれませんわ。

と言うことで、何を作ったの?って疑問に思われることでしょうが、けっこう説明はややこしくなっちゃうんですよねぇ。でも、なんとか頑張って説明するので、少々お付き合いください。

まずは、エンジニアアワードの参加部門の説明から始めないといけません。今回は、大きく分けてソフト部門とハード部門がありました。ソフト部門の課題はOpenPNEというオープンソースSNSシステムで動くアドオンが課題です。OpenPNEはアワードの主催でもあるencafeでも使われているオープンソースのSNSシステムです。SNSの画面で他のサービスを覗けるというイメージからか、アドオンには小窓という呼び名がついています。

一方ハード部門は、トランジスタ技術がスポンサーについているので、それの付録基板を使った制作という条件がついていました。こちらは何を作るのかは自由でした。さらにOpenDMPPというオープンハードウェアを使った部門というのもありました。こちらはMIPSコア400MHzでLinuxが走るボードです。ビデオ処理関係のアクセラレータが乗っており、MPEG 2のデコードを数本同時にやったり、エンコードも出来たりと、その辺のHDDレコーダくらいは出来てしまう実力のあるボードです。

さすがにOpen DMPP向けのハード/ソフトを組むとなるとちょっと時間がかかりそうなので、締め切りまでの時間を考えると無理そうです。半年くらいあれば考えたんですがねぇ。

ということで、せっかくなんでソフト部門とハード部門の両方に参加することにしました。さらにそれぞれの作品が連携したら面白いだろうということで、そういうものを考えました。これなら両者の枠の中で出来るものからは逸脱するようなものが出来そうで、受賞機会もあがりそうです。

ソフト/ハードの連携ということで、OpenPNEというモニタの中の仮想コミュニケーション空間と、ハードウェアが存在する実世界とをつなぐコミュニケーションをテーマにしました。ハードの方ではそれほど凝ったことも出来ませんから、比較的単純なメッセージを伝えるようなものにします。また、ここで文字を出しても同じく液晶画面の中の世界という感じになってしまうので、文字によるコミュニケーションではなくて、光と動き、単純な音などでの伝達ということにします。ということで、まさにそれはアンビエントデバイスと言えるようなものになります。

Adwhole Bluelight

アンビエントデバイスは以前から一つ作ろうと思っていたネタなので、材料はいくつか買ってありまして、こんなランプシェードも100円ショップで見つけた時に買ってあったのでした。右の写真が光った状態です。なかなかうまく写真撮るの難しくて、ちょっと手ぶれってますが、縮小したので少しはごまかせてますかね。暗いともっとキレイに光るんですが下半分には陰が出来ちゃうのは玉に傷ですね。上に反射鏡でも置いた方が良いかもしれません。

さて、とりあえずシステムの全体像を知るためにはまずはソフト部門の作品について説明しないといけません。ソフト部門はOpenPNEの小窓ということですから、小窓の製作をしました。小窓というのは、Java scriptのファイルで作ります。これをOpenPNEの特定のフォルダに入れるとシステムに認識されて、OpenPNEのあちこちから使えるようになります。小窓には2種類あって、通常形式とURL2CMD小窓があります。通常形式では、<cmd args="パラメータ" src="java sctiptファイル名">という形式で書き込んでおくと、この部分が小窓と入れ替わって表示されます。URL2CMD形式にしておくと、通常のurlが自動的に小窓に変換されて表示されます。OpenPNEを使ったSNSをご利用でしたら、You tubeのURLが自動的にエンベッドされるのを見たことがあるんじゃないですかね。あれがURL2CMDですね。今回はあまり勝手に変換されない方がいいかなぁと思いまして、通常形式を選択しました。

Komado

メッセージの下には、Java appletで作られているUI部分が出ています。この部分が小窓と言うことになります。ここのボタンを押すと、すぐ下のグラフに反映され、提灯が接続されていた場合にはそれが光ると言うことになります。この小窓と提灯を結んでいるのが中間サーバーと言われるもので、rubyを使って書きました。アプレットからのコマンドを受け付けて、提灯側に中継します。さらに、グラフのデータを管理する機能も持っています。ruby 1.8にはgserverというクラスが標準で備わっているので、非常に簡単に作ることが出来ました。

Boards1 Boards2 Antenna

提灯の内部はこんな風になっています。トラ技付録基板を使う規程だったので、2007年8月号の付録のdsPIC基板をメインに使ってあります。dsPICにはMicrochipのTCP/IPプロトコルスタックがあるので、これを使いたいところだったんですが、Flashが全然足りなさそうなので、仕方ないのでXPortをつかってTCPをしゃべらせています。さらにオーナーが提灯のそばに居て点滅が目に入るかどうかを表示してあげるために、マイクロ波を使った動体検知センサを使っています。真ん中の基板がセンサ基板で、右の写真がアンテナ部分です。(発振器なんかも中に入ってるハズですが)ブロックダイアグラムは以下の通りです。

Blockdiagram

XPortだけが3.3V電源でその他が5Vなので、レベル変換のために74HC14を入れてあります。XPortは5V tolerantなので、5V出力のI/Oはそのまま入れても大丈夫です。マイコンからXPortを制御しているのは、サーバーへのTCPコネクションの接続/切断のみです。XPortの設定でI/OピンでTCPコネクションをコントロールできるようにしてあります。ある程度の時間動体が検知ができない場合にはオーナー不在と言うことで、TCPの接続を切断します。この状態はJava Appletの左下のアイコンで表示されます。これが緑のチェックマークなら繋がっている状態、赤い進入禁止標識みたいなアイコンなら切れていることを示します。ちなみに、動体センサ基板からの線もHC14を通っているのは、検知モニタ用のLEDのドライブ回路から引っ張ってきているのでレベルが中途半端になってしまうからです。

Ledwithcover Ledboard

中間サーバーからの指令をXPortがシリアルに変換してdsPICに伝え、それを解釈してLEDを光らせます。LED基板部分はこの通り。光を拡散させるためのカバーを外すと、いつもの通り切削で作った基板にLEDが乗っています。アンビエントデバイスらしくボワ〜〜ッと点滅させるために、LEDはPWM制御で点灯させるわけですが、そんなにPWM速度も速い必要はないので今回はハードウェアカウンターは使わずにソフトウェアループで生成しています。I/Oピンからの出力でLEDを点灯させるために、LED基板にはデジタルトランジスタを乗せてあります。

と言うわけで、先日からStickcamで作品の公開を始めてみました〜。だいぶStickcamの使い方も分かってきたので、こちらにも貼り付けてみます。本来下のボタンはSNS内に貼り付けてSparse Communcationを図るものですが、別にblogでも使えるように設置は出来るので、試しやすいようにこちらにも貼り付けておきます。公開専用に1台マシンを用意すればいいんでしょうが、なかなかそうもいかないのでメインのマシンがお休みやお出かけ等諸事情がある際にはライブは中断していると思います。ま、中継されている時には適当に遊んでみてください。

スティッカムで簡単ライブ動画配信

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2008年9月20日 (土)

基板到着

PCBCARTに発注してあった基板が到着しましたぁ。今回は3種類のボードを発注していたんですが、一つはネタバレしたくないので、ちゃんと動いてからご紹介。:-) とりあえず、赤いLA4902アンプボードと、緑の超小型のiPodコネクタ用の基板です。

Redboard Conboard

写真を並べちゃうと縮尺が全く分かりませんが、アンプの方は貫通部品が並ぶので79mm x 40mmの基板になっています。。例の小型スピーカーの上(ま、下でも良いんですが)にぴったり乗るサイズです。かたやiPodのコネクタ用の基板はコネクタのハウジングの中に収まるような大きさなので、17mm x 13mm程度しかないです。赤いボードの上に12枚は並ぶ勘定ですね。アンプ基板は秋月がキット出しちゃいましたけど、たぶんパターンの質はこっちの方が良いだろうと思うので、音は良いんじゃないかなぁ〜と期待してます。

Connector

Con2

ハンダ付けはされていませんが、コネクタのハウジングに収めてやるとこんな感じです。裏もこんな感じ。余裕で入っていますが、たしか千石とかで売ってる小型のハウジングにも入るサイズにしたんでこのサイズなんだったと思います。サイズ決めたのはこれの頃なのでその時の経緯をちゃんと憶えてないんですよねぇ。千石のコネクタは4段になっててハンダ付けが大変なので、両面に簡単にハンダ付けできるこのタイプが好みです。ちなみに、このコネクタはこちらで買えます。なぜかスウェーデンから郵送してくれます。いちおうランドとしては、Audio outのL/R/GND、リモコン用のシリアル、USB充電用の5V入力、3.3Vの電源出力が取れるようになってます。回路図はこんな感じです。

Schematic

Connectorpins

なお両方とも30枚ずつ作ってあるので、欲しいって言う方がいたらコメントでもつけてみてください。アンプ基板は¥1000/枚、コネクタ内の基板は¥300/枚ということにします。コネクタ自体も欲しいのであれば、さらに¥300/個っていうことでお願いします。コネクタは9/30までで締め切って発注しようと思います。

ここによるとR1には接続された機器の種別を示すための抵抗を入れるようなんですが、どうやら最近のiPodでは別の手段に変っているようです。あまりこの辺は期待しない方がいいです。3.3Vのパワーもたぶん機器判別のネゴシエーションが終わらないと出てこないっぽいので、期待しない方が良いと思います。(R1に470Kを入れたらiPod miniでは出てきましたけど、iPod touchではダメでした)たぶん充電も出来ないんじゃないかな〜〜と思います。

2008年9月11日 (木)

LA4902基板発注

La4902

先日PCBCARTにLA4902の基板を発注しました〜。いちおう多めに作ったので30枚ありますので、頒布希望の方はコメントでもつけてみてください。

20日くらいには来るんじゃないかと思うので、到着次第写真も乗せます。

今回はなんかカッコいいかな?と思って赤い基板にしてみました。初期費用が$15高くなっちゃうんですけど、形重視ってことで。:-)

なんだかスゴい間が空いちゃいましたねぇ。この間はEngineer Awardの作品作ってみたり、それで最優秀賞取ったりして、その後はiPhone向けのアプリの開発にハマったりしてましたぁ。

いちおう大賞作品の説明はここにも出そうと記事を書いてたんですが、長過ぎてまだ全然終わりましぇん。このままだと、トラ技に書いた記事の方が先に出ちゃいかねませんなぁ。(^^; (たぶん11月号に掲載です)

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