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2008年10月14日 (火)

LA4902アンプキット販売中

La4902sch

と言うわけで、LA4902の基板の頒布も開始したわけで、説明書も公開しないといけません。まずはとりあえず回路図です。基板だけを1000円としましたが、パーツ付きのキットも造ったところ、こちらの方が大人気ですね。いちおう標準パーツを入れたセットを2000円で頒布中ですので、欲しい方はお声掛けください。

部品表はこちらになります。(どうもtableがうまく書けずに不満な表ですが、内容は間違ってないのでとりあえず良しとします)

Part Value Device Package Description
C1 2.2u OS OS con
C2 1000p Ceramic
C4 2.2u Chemicon
C5 2.2u Chemicon
C6 22u/25V Chemicon
C7 47u/25V Chemicon
C8 0.1u film Film Capacitor
C9 0.1u film Film Capacitor
C10 1000u/25V Chemicon
C11 2.2u Chip ceramic 2012 No mount
CN1 Stereo Jack MJ352W-C or C-2384
CN2 2Pin Terminal
CN3 DC JACK 2.1φ center plus
D1 1S4 Shotkey diode
IC1 LA4902 DIP28H
L1 220uH LHLC10NB221K for compact installation
L2 180uH HP-022Z for good sound
Q1 2SD1828 TO220 NPN Transistor
R1 2.2 R1/2W
R2 10k R1/8W
R3 10k R1/8W
R4 2.2 R1/2W
R5 2.2 R1/2W
R6 330 R1/8W
R7 330 R1/8W
SW1 3Pin Slide SW No mount
VR1 10k RK10J12E Pin compatibles

基本的に極性がプラスの方に四角いランドを置いてあります。LA4902の1番ピンも四角にしてあります。組立時に目印になってやりやすいだろうと思います。

R6,R7はステレオ入力をモノラルに抵抗ミックスしている部分なので、ここは単にモノラルアンプとする場合には、R6を取りつけずに、R7をジャンパーにしちゃってください。ボリュームも外付けする場合には、適宜ランドを使うなりなんなり工夫してみてください。最終的にC5の入力に入ってくれればOKです。C11はOSコンの代わりにチップセラミックでも使ってみようかと思った名残ですので、乗せません。C2はLA4902の隣接ピン同士ですので、チップセラミックを直接ピンにハンダ付けしても良いと思います。位相補償用のCだと思うので発振傾向が疑われる場合にはもうちょっと大きくしてみたりと調整してみてください。(ま、この値で大丈夫だろうとは思いますが)3pinのスライドスイッチは2.54mmピッチのなら何でも良いのですが、スタンバイスイッチなので特に無くても問題ないのでキットには含めてありません。トグルスイッチを使うとシルクの矢印が逆になる怖れがあります。スタンバイ端子は紛らわしい名前で、10kでプルアップするとアンプが動きます。プルダウンでスタンバイ状態に落ちて音がでなくなります。

おそらく音質に大きな影響を与えるのは、コンデンサではC5とかC1、あと電源の平滑コンデンサC10あたりかと思われます。まずはC5を高級なコンデンサに変えてみると面白いかも知れないですね。そうそうC8,C9も出力の高調波を落とすためのフィルタになるので、性能は音質に影響を与えるハズですね。コイルは出力用の電源を生成するスイッチング電源回路の肝なので大事だと思います。やはり大きいコイルの方が大音量の時の余裕が違います。ここが秋月キットとの最大の違いかも知れません。Q1はfTが30MHz以下程度のものを使えということでしたので、秋月で安かった2SD1828を使ってあります。インダクタと共にもっと小さいものでも音は出るので、大音量で使わない前提であればコンパクトにまとめても良いと思います。2SD667あたりでは実験してあったと思います。TO92を背高にしたようなパッケージですね。

今回は電源はキットに含めてありませんが、秋月の12Vもしくは15VのACアダプタあたりでも良いですし(とりあえず一番小さいタイプでも十分な音は出ます。電流計を眺めていても8Ω負荷だと300mA流れることはあんまり無いくらいですね。実験用電源のデジタル電流計の応答性は鋭くないでしょうが...)、お勧めはこちらの写真にもあるようにeneloop 8本ってのが良いです。これで10時間くらいは鳴らせると思いますので、電源を探さずにどこでも鳴らせるので便利です。

<追記@2010.1.31>@nobiさんにチラッと紹介してもらいましたが、組み合わせに便利なスピーカーと箱、バッフルのセットも¥3,000で受注生産してます。(バッフルが削りだしなので、作り置きするの大変なので)全部セットで¥5,000ですね。音は聞いていただかないとしかたないのですが、図体の割には(葉書の半分程度)非常に良く鳴ります。アコースティックな女性ボーカルとかめっちゃ気持ち良いです。キットはそれなりにハンダ付けの経験がある人じゃないと難しいので、どうしても欲しいという方には組立済み品も1万円で提供します。(限定5台)

2008年10月 7日 (火)

G1 Skin Portrait版

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Androidの会の勉強会に参加して来ました。木南さんのプレゼンでemulator用のT Mobile G1のSkinが作られていたのを知りまして、早速会場でダウンロード。江川さんのプレゼンもそこそこに内職してまして、Portrait版のスキンを作ってました。

さすがにボタン位置とかの細かい調整までは時間内にできなかったんで、帰って来てから微調整して、いちおう完成。Background.pngはまだまだ汚いのでもっと巧いPhotoshop使いに修正してもらった方が良いかもしれませんねぇ。

Android SDKはダウンロードだけしてあって、emulatorの起動のさせ方も今日知ったくらいなので(まさかCLUIだったとは...)、Skinの作り方を熟知してるわけでもなんでもありませんが、出来合いのSkinフォルダを見たら自明だったので、標準のHalf VGAのPortraitのSkinとG1のLandscapeからねつ造したPortraitの絵をドッキングさせて作ってみた感じです。

ま、何かの役に立つようであれば使ってみてください。ファイルはこちらからどうぞ。

使い方は以下の参考にさせていただいた「おーしゃんさん」のページの記述に準じます。G1-Lの代わりにG1-Pになってるだけです。PowerとVolumeはキーボードの上あたりに密かに隠してあります。

参考ページ:http://bizpal.jp/ocean.android/00010

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