スピーカー工作
以前某所で作っていたABS製の超小型スピーカーボックスが非常に良かったので、超小型の箱を作ってみようと思っていました。このあいだ東急ハンズに行った時にちょうど良さげな箱があったので、買ってきてありました。これで157円。箱と言っても蓋がないので、長方形の升といった感じのものです。最初の計画ではこの底に穴をあけて二つ合わせて箱にしようと思っていたんですが、うちの切削機は基本的に彫刻機なもんでZ軸がそんなに取れないんで、箱になったものだとそもそも基台に乗らないという問題が出ちゃいました。しかたないので、アクリル板を使ってバッフルを作る事にしました。
ところが、もともと箱を二つ重ねるつもりだったので、使うスピーカーの厚みが厚過ぎて箱に納まってくれません。しかたないので、ちょっと厚めのアクリルを使う事にして、はみ出す分を彫込んで逃がしてやる事にしました。
ということで、できあがったのが上記の写真のボックスです。手元にちょうど5mmの素材が転がっていたので、透明品でしたが使っちゃいました。あんまり小さいように見えないかも知れませんが、57mmのユニットなので前面の投影面積で10cm x 8cmです。
もう季節外れかもしれませんが、大きさがわかりやすいように年賀状と記念撮影です。ハガキだけでは立たないので、単3電池も並べときましたぁ。10cm x 8cmですからちょうどハガキの半分くらいですね。
先日のLA4902アンプと一緒に作ったLA4906のステレオアンプで鳴らしてます。ちゃんと箱に入れて使うつもりでパターン書いたので、こうやって裸で使うとちょっとサマにならないですね。LA4902のアンプに使ったインダクタやトランジスタよりも余裕がある部品を使っているせいか、こっちの方が音は良いですね。この小さい図体のスピーカーに繋いでもかなりいい音させてくれてます。小さいスピーカーなので点音源に近くなるせいか、定位がめちゃくちゃ良いです。低音は若干不足気味ではありますが、この大きさからは考えられない音で、音楽かけるとつい聞き入っちゃうのでBGMにならないです〜。(つい手が止まってしまう)
アップにするとツールパスがわかっちゃいますねぇ。1mmのエンドミルで0.5mmステップで削ってるので0.5mmの縞々になっちゃってるんですかね。仕上げでもっと細かいピッチで舐めておけばいいんでしょうけど、ま、そこまで必要ないかなと... こんなのアジっすよアジ。:-)
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